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  アンコールブリコ5 特集:宅老所はいこんちょ 地域に混ざる(大増補版)    
アンコールブリコ5

 アンコールブリコ5 特集 宅老所はいこんちょ 地域に混ざる(大増補版)

● 定価:900円(税込)
● 体裁:B5判・中綴じ
● 発行:2024年12月8日
● 発行所:ブリコラージュ(七七舎)
● 電話・ファックスでのお申込み・お問合せは
  Mail: web@nanasha.co.jp
  Tel : 03-5986-1777
  Fax : 03-5986-1776
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【あとがき 小林敏志】 「別冊はいこんちょ特集に寄せて」
介護職って凄い。介護歴21年の今でも毎日のように思う。北に食欲がない婆様がいれば、好きなもの食べさせたり間食にお菓子を何回も出したり、南に転倒しそうな爺様がいれば、まずは排泄を疑いトイレ誘導したりトイレに1人でも行けるように工夫をする。東にお風呂入らない爺様が居れば声をかけに何度も訪問するし、西に徘徊して行方不明の婆様がいれば見つかるまで探しに行く。

一緒に過ごしていると医療にもわからないことが介護にはわかることがある。だけど介護職はいつも謙虚だ。謙虚な理由は、再現性がないからだと思う。今回はうまくいった。次はわからないけれど。再現性がないってことは謙虚でいられる秘訣なのかもしれない。

小さな事業所が少しずつ形を変え10年生き延びた。次は20年が目標だ。ただし「目標」は「今日を豊かにするための手段」であるから「目標」に縛られるつもりはない。認知症のお年寄りのように、今ここの延長線上に明日がある。90歳の頃から「私は100歳婆様」と10年間言い続けて本当に来年100歳になる婆様がいる。10年前はボケだったのに、ずっと言い続けていたら現実になってしまった。開設当初から10年かけて築き上げた壮大な呆け。その間コロナに2回かかり何度も生死を彷徨い、その都度復活してきた婆様と共に「はいこんちょ」は在る。

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 著者紹介

小林敏志
■ 小林敏志 (こばやしさとし)
1983年4月8日、長野県下水内郡栄村生まれ。 33歳。中学まで同地で過ごし、上田市の高校、栃木県宇都宮市の短大を経て、長野県の老健に2年半、地元栄村の特養ホームに7年間勤務。 30歳を機に独立、2014年4月、栃木県鹿沼市で宅老所〈はいこんちょ〉を開設。
『はいこんちょ』は栄村独特の言葉で「ごめんください」の意。サービス精神旺盛でよくしゃべる。でも、しゃべるのは、しゃべらなければならないとき。家では無口で本ばかり読んでいるという。家族が大好き。家族ぐるみで〈はいこんちょ〉を運営する。