- ブリコラージュとは
■ ブリコラージュは、三好春樹の生活リハビリ思想を展開する「介護の現場」のための雑誌です。「介護の現場」にこだわり、「介護の現場」からの声に応えて35年、もっとも介護職に支持されている雑誌です。
生活リハビリで、ふだんの暮らし方を大事に考える介護法が、老人介護の現場を確実に変えてきました。
【ブリコラージュ最新号の詳細はこちら】
● 生活リハビリの原則…生活行為に勝る訓練なし
● 間題行動の原因は生活の中にある
● いい介護は、介護される人も介護する人も、イキイキ!ラクラク!
もう治らない身体で、障害を抱えて生きていくのに必要なことって何?
認知症の人の″認知症’にばかり着目して、原因を探していませんか?
介護は力仕事だと思っていませんか?
自分の健康や生活を犠牲にするような働き方、していませんか?
答えはブリコラージュの中にあります!
私たちは認知症そのものを関係の障害として捉えようとしてきました。社会的関係の障害、家族的関係の障害だけではなく、自分自身との関係がとれなくなっている、これを私たちは「関係障害」と名づけてきました。
年老いてもの忘れをし、人に介助してもらわねばならない自分を認めることができず、心の中だけで過去の自分に回帰することで、アイデンティティを確認しようとしている、それを私たちは「見当識障害」なんていう医学用語で呼んでいるのですが、ここで起きていることはもっと人間的なことだと考えられます。老いに伴う人間的変化、人間的反応、人間的ドラマが起きていると言うべきでしょう。